シンガポールの植物園から淡路市の「あわじグリーン館」に21日、天皇陛下の名前が付いたランが寄贈されました。
寄贈されたランは、「ナルヒト・コウタイシ・デンカ」という名前で、紫色の花が印象的です。
現在の天皇皇后両陛下が1993年にご成婚されたのを記念して、国立シンガポール植物園が、品種改良したオリジナルのランに名づけたものです。
あわじグリーン館での贈呈式では、シンガポール植物園のタン・プァイ・ヨック園長から、兵庫県園芸・公園協会の伊藤裕文理事長にランが手渡されました。
日本の植物園で、「ナルヒト・コウタイシ・デンカ」が公開されるのは初めてで、シンガポール植物園から県立フラワーセンターにすでに寄贈されていた皇后陛下の名前が付いたラン、「マサコ・コウタイシ・ヒデンカ」とともに、あわじグリーン館の特別室で、11月30日まで展示されます。