任期満了に伴う尼崎市長選挙は20日投開票され、尼崎市の前の教育長・松本真さんが、新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
無所属・新人で尼崎市の前の教育長・松本真さんは7万5253票を獲得し、日本維新の会・新人の大原隼人さんに2万7000票余りの差をつけて初当選を果たしました。
松本さんは、現職の稲村市長から後継指名を受け、選挙戦では待機児童対策をはじめ、住環境の整備や街のイメージアップなどを訴えました。一方、日本維新の会は、兵庫県内の市長選で5連敗となり、悲願である県内初の市長誕生とはなりませんでした。
投票率は32・77%で前回を8・06ポイント上回りました。