任期満了に伴う尼崎市長選挙は11月20日投票が行われ、無所属・新人の松本真さん(43)が当選確実となりました。
松本真さんは文部科学省の元官僚で、2018年から3年間尼崎市の教育長を務めました。
教育長時代には中学校給食の実施、全学校で1人1台のタブレットパソコン配布、不登校の子の居場所づくりなどに取り組みました。
今回の選挙では現職の稲村市長から後継指名を受け、稲村市長の他に西宮市の石井登志郎市長らも応援演説に駆け付けました。
松本さんは市民との対話重視を掲げ、待機児童対策をはじめ、住環境の整備や街のイメージアップなどを訴え、支持を広げました。
日本維新の会・新人で社会福祉法人理事長の大原隼人さん(44)は大阪以外で維新初の市長を目指しましたが、及びませんでした。