阪神淡路大震災からの復興を支えてくれた多くの人に感謝と友情を伝える神戸マラソンが3年ぶりに開かれ、およそ2万人のランナーが神戸の街を駆け抜けました。
神戸マラソンのスタート地点・神戸市役所前では、阪神淡路大震災や東日本大震災などで犠牲となった人たちへ黙とうが捧げられました。
そして、午前9時。 新型コロナの影響で3年ぶりの開催となる大会には、復興の象徴・ひまわりにちなんだ黄色い手袋を身につけたおよそ2万人のランナーが参加。
大会テーマである「感謝と友情」を胸に長田区の鉄人28号のモニュメントや、須磨海岸を駆け抜け明石海峡大橋で折り返し、フィニッシュ地点の神戸・ポートアイランドを目指しました。
レースは、男子はケニアのエルカナ・ランガットが2時間12分47秒で初優勝し、女子は、ケニアのシャロン・ケンボイが2時間29分13秒で初優勝を果たしました。