神戸市灘区の総合防災訓練 「震災知らない世代」への継承課題

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阪神淡路大震災など、大きな自然災害を経験したことのない小学生を対象とした防災訓練が、兵庫県神戸市灘区で行われました。

灘区の総合防災訓練は4年ぶりの開催となり、2022年は、これまで課題だった子どもたちに向けた訓練として、大災害の発生を想定したサバイバル術の体験会を行いました。

11月18日は、灘区に住む小学4年生から6年生の51人が参加し、避難所に入れなかったり、家がつぶれたりした時に備えたシェルターづくりに挑戦。
4人1組で作業にあたり、40分から1時間ほどで完成させていました。

また、災害時に閉じ込められるなどした際に助けを求める実験では、自分たちの声がどれだけ遠くまで届くのかを体験しました。

子どもたちは終了証と非常食を受け取って、備えの大切さを学んでいました。

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