働き方改革の一環で兵庫県の斎藤知事は、10月から紙を使わず、タブレットを使用して業務を行っています。ペーパーレス化の取り組みや県の今後の方針について取材しました。
10月11日、斎藤知事は若手職員との意見交換の場で、業務で紙を使わず電子媒体で確認するペーパーレス化について提案を受けました。
まずは知事の業務からスタート。 この1カ月間、タブレットを用いて打ち合わせを行ってきました。
こちらは知事室でのレクの様子です。 「レク」とは業界用語で「レクチャー」の略。 県職員が現状や国への提案などについて概要や進捗状況を知事に説明しています。一方で説明する県職員もタブレットを使っています。
この1カ月で削減できた紙の量は、秘書課が管轄する知事への資料だけで約6000枚です。 有識者との県政改革審議会では、県の幹部職員もタブレットを活用していて、必要な時だけ紙を印刷しているそうです。
斎藤知事は今後、全庁的な業務のペーパーレス化も検討していきたいとしています。