来年の干支 出石焼で作ったウサギの置物づくり

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真っ白な陶器で知られる「出石焼」の里、豊岡市出石町では、来年の干支・ウサギの置物づくりが最盛期を迎えています。

透明感のある白が優しさを際立たせるウサギの置物。豊岡市で江戸時代後期から受け継がれる出石焼は、上質な陶石からつくられる白を追求した全国でも珍しい焼き物です。

作業工程は、型枠に粘土を流し込み、固めてから乾燥。一度素焼きしてから釉薬を塗って、本焼きすると完成です。

この窯元では、50年以上干支の置物を製作していますが、白が映えるウサギ年は特に人気があるということです。

ウサギの置物づくりは12月上旬まで行われ、およそ1000個が焼き上げられます。出石町の直売所やお土産物店、神戸の「兵庫ふるさと館」などで、桐の箱に入って1つ4400円で販売されます。

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