兵庫県たつの市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたことを受け、兵庫県は、この養鶏場で飼育されているニワトリおよそ4万4000羽の殺処分を完了したと発表しました。

兵庫県によりますと、今月12日、たつの市の養鶏場から「2日間でニワトリ5羽が死んでいる」と通報があり、詳しい検査を行ったところ、高病原性鳥インフルエンザが確認されました。

これを受けて県は、13日から、この養鶏場で飼育されているニワトリおよそ4万4000羽の殺処分を始め、きょう午前3時に殺処分を終えたと発表しました。

また県は、この養鶏場から半径10キロ圏内でのニワトリなどの移動を制限していますが、餌やふん、鶏舎の消毒などを終えてから10日後に解除する方針です。