2022年の秋に収穫されたばかりの栗の王様「丹波栗」を使った焼酎が、地元の酒造会社で製造され、数量限定で販売されます。
大きな釜で蒸しあげられる「丹波栗」。
兵庫県丹波市の西山酒造場では、2020年に商品化された「丹波栗」を使った焼酎、「古丹波ヌーボー」の製造が進められています。
「丹波栗」は、大粒で風味が強いのが特徴で、小さな傷がついただけで基準を満たさず商品として出荷されないということです。
「古丹波ヌーボー」は、その出荷できない丹波栗のみを使って商品化。
栗のほのかな甘みを感じられるということで、ストレートやロックがおすすめの飲み方だということです。
西山酒造場の古本百花さんは
「少しの傷で行き場のなくなる栗が多く存在しているのが実情になっている。その栗たちを私たちが焼酎にすることでたくさんの人に丹波栗の魅力を味わっていただければ」
と話していました。
丹波栗を使った焼酎「古丹波ヌーボー」は、シリアルナンバー入りで200本限定。
電話とネットで予約販売していて、11月17日に出荷が始まります。