「難病の方々の治療薬を見つけるための支えになる」193募金 高校生が支援を呼び掛け

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難病の研究に役立ててもらおうと、毎年、兵庫県明石市を中心に続けられている募金活動に向けて、11日、参加する高校生たちが会見を開きました。

「193(いくみ)募金」は、筋肉が骨に変わる難病=FOPと闘う山本育海(やまもと・いくみ)さんが、明石商業高校3年生だった2015年に、当時の同級生たちと始めました。

年々活動の輪が広がり、8回目となる2022年は、神戸や大阪などから15の高校が参加の意思を示しています。

 

仁川学院高校2年生 榎本日菜さん
「(193募金というのは)難病の方々の治療薬を見つけるための支えになるんだよというのを、まず同級生の皆さんに伝えたいと思っている」

難病FOPと闘う 山本育海さん
「僕だけでは何もできないと思うんですけど、高校生が応援・協力してくださっていることで本当に励みになりますし、力になると思っています」

「193募金」は、育海さんの誕生日の12月14日などに行われる予定で、集まった募金は、iPS細胞研究所に全額寄付されます。

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