福崎町といえば「妖怪」で様々な町おこしをしていることでも有名ですが、この秋、新たに始まったのが、何と「妖怪レンタカー」!
一体どんなものなんでしょうか?
【福崎町役場 地域振興課 中井祐甫さん】
「『ええ!なんだあれ?』とか『何かすごいのが走ってるな』っていう感じで、結構いろんな人の注目を浴びるようなレンタカーになっています。」
数々の妖怪で町をPRしている福崎町。その中でも、この秋から始まった「妖怪レンタカー」とは…?
【 中井さん】
「実は、福崎町がプッシュしている妖怪がテーマになっているんです。
その妖怪というのが あそこにいる『ガジロウ』です!」
そう!福崎町のキャラクターのひとつ、カッパの「ガジロウ」。見た目のインパクトの強さで大活躍しています。
【中井さん】
「このガジロウをテーマにしたレンタカーが、こちら!『妖怪ガジPod(ポッド)』になります。」
今年9月に利用を開始した定員2名のコンパクトな電気自動車です。
【中井さん】
「ボンネットにはガジロウの顔がプリントされていて、これだけでも結構インパクトがあるんですが、実はもうひとつ、こだわった点があるんです。」
そう言って運転席に乗り込んだ中井さん…。
【中井さん】
「カメラさん、ちょと引いてもらってもいいですか?
…このように、真横から見るとガジロウが運転しているようにプリントされているんです。」
そう!まさにガジロウが運転しているよう…。こうしたインパクトのある写真も撮れるということで、問い合わせ・予約が相次いでいるそうです。
それでは、中井さんの運転で町内を走ってもらいました。
【中井さん】
「電動なので静かなんです。観光PRということだけではなくて、いわゆる『ゼロカーボン』といったような、『炭素の排出量の削減』といった環境への配慮にも取り組んでいます。」
この「ガジポッド」に乗って、福崎町内に点在する「妖怪ベンチ」を巡るドライブもいいかもしれません。みんなの注目を集めること間違いなしです。
【中井さん】
「町内町外を問わず、いろんな方に楽しんでもらいたいと思っております。
環境にもやさしく、そして、福崎町の妖怪や魅力を発見して楽しんでもらえたらと思います。」