音楽を通して阪神・淡路大震災を語り継ぐ「ふれあいコンサート」が神戸市の小学校で開かれました。
このコンサートは、阪神・淡路大震災で被災した神戸の子どもたちに音楽を通して夢と希望を持ってもらおうと、震災の翌年から始まりました。
ピアニストの小林万里子さんが神戸市内の小学校で26年間毎年開いていて、コンサートはこれまでに延べ250回を超えています。
9日は月が丘小学校で「G線上のアリア」を演奏し、震災犠牲者を追悼していました。
小林さんは震災を語り継ぐ大切さをピアノやバイオリンの音色に託し、子どもたちに伝えていました。
8日と9日の2日間で6つの小学校を回った小林さんたちは、今後もコンサートを続けていくとしています。