「秋の火災予防運動」が9日から始まり、神戸市消防局は垂水区内の家電量販店とコラボし、住宅火災の予防を呼び掛けています。
神戸市垂水区の「エディオン垂水店」では、テレビコーナーに設置している6台のテレビに、神戸市消防局が制作した住宅の火災予防に関する動画を9日から放映しています。
動画は15分ほどで、スプレー缶の爆発やてんぷら火災などの実験映像のほか、「住宅用火災警報器」の設置を呼び掛ける内容となっています。
神戸市消防局によりますと、神戸市では去年1年間で114件の住宅火災があり、7人が死亡。住宅火災の主な原因として、コンロによる火災がおよそ30%を占めています。
神戸市消防局が家電量販店で啓発動画を放映するのは初めての取り組みだということです。
神戸市消防局が制作した動画は、垂水区内のほかの家電量販店3店でも11月15日まで放映される予定です。