前の町長の失職に伴う太子町の出直し町長選挙が8日、告示され、前職と新人の2人が立候補しました。
立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、前職の服部千秋さん(63)と、新人で元町教育長の沖汐守彦さん(65)の2人です。
太子町では、前の教育長のセクハラ疑惑を巡り町長と議会が対立。不信任決議が可決され、服部さんは出直し町長選を選択しました。
3選を目指す前職の服部さんは、町長を務めた6年間で取り組んだことなどをアピール。医療費無償化を高校生まで拡充することや、中学校の給食費無償化など、20の公約を掲げました。
一方、新人の沖汐さんは、県内の特別支援学校の校長や町の教育長を務めた経験から、教育行政の信頼回復や子育て支援、教育の充実などを公約として掲げています。
太子町長選は11月13日に投票が行われ、即日開票されます。