小野市の伝統工芸品 発明王のユニークそろばん

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訪れたのは小野市にある播州算盤工芸品協同組合。「小野市のエジソン」こと、宮永理事長がお出迎えしてくれました。

【宮永英孝理事長】
「播州そろばん、どんどん頑張ってます。面白いものができましたよ。こちらの方にお越しください。」

面白いモノとは…?案内された先に並べてあったのは、あまり目にしたことがない、これ、そろばんなの?という商品の数々。

【宮永理事長】
「ひっくり返るとそろばん。『けいさんできるんCar』という名前。」

さらにこちらは…

【宮永理事長】
「5に1を足しても9にしかならない。5か9しか出ないので『合格お守りそろばん』」

そんな小野市のエジソンが新たな発明品を発表しました。それがこちら。何やら木の箱にカラフルなそろばんがついてます。

【宮永理事長】
「賽銭箱型そろばん貯金箱ということで、100円を1個入れたら100円を(弾く)。500円を1個入れたら500円玉を一個という形で、ここで計算ができる。」

お金を入れて、そのまま算盤を弾いて計算の勉強ができます。6000円と8000円の2種類があって、見た目はほぼ同じですが、機能が違うんです。

【宮永理事長】
「そろばんはね、普通、全部珠が動きます。こういう形でじゃらじゃら動いてしまいます。お金がいくら入ったか分からなくなってしまうということで。こちらでスペシャルタイプを考えました。
ここに100円玉を1個入れました。動かしても『珠』が動きませんので計算結果が全て残るようになっております。」

「けた」の部分に特殊なブラシがついていて、珠を動かしたら固定されます。だから、お金がいくら入っているか、あとで答え合わせもできます。

【宮永理事長】
「今の世の中を見たらお金を計算しなくても支払いができる。カードでタッチして(決済)。機会が勝手に計算しておつりが出てくる。
そろばんを使うことできちんと計算ができると子どもたちに感じてもらいたい。」

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