賤ケ岳の戦いで活躍した脇坂安治をはじめ、脇坂家の大名としての歴史をたどる特別展が兵庫県たつの市で開かれています。
たつの市立龍野歴史文化資料館で開かれている特別展「脇坂家 大名への道」は、脇坂家が龍野に入ってからことしで350年の節目を迎えるのを記念して企画されました。
会場では、賤ケ岳の戦いで七本槍の1人として活躍した脇坂安治が使用したと伝わる、甲冑や十文字槍をはじめ、羽柴秀吉が安治に宛てた書状など、貴重な資料が公開されています。
また、初代安治から2代安元、3代安政のゆかりの品々が展示され、安土桃山時代から江戸時代にかけて脇坂家が大名として成長し、地位を確立するまでの道のりをたどることができます。
特別展「脇坂家 大名への道」は12月4日まで、たつの市立龍野歴史文化資料館で開催されています。