ことし創立130周年を迎えた神戸松蔭女子学院の学生らが新しい「タータン」を制作し、きのう神戸で自分たちがデザインした衣装を着てファッションショーを行いました。
JR三ノ宮駅前で開催されたのは神戸松蔭女子学院大学の学生らによるファッションショーです。
モデルも衣装の制作も全て学生たちが行いました。
ここで披露されたのは、ピンクを基調とした大学オリジナルのチェック柄「神戸松蔭タータン」です。
学院創立130年を記念してファッション・ハウジング・デザイン学科の学生らが制作した「神戸松蔭タータン」。
神戸松蔭130年の歴史を制服の色や校舎のイメージなど5つの色で表しました。
女子大生らしいデザインとなっています。
タータンはスコットランドの公的機関「タータン登記所」に登録されている伝統織物を指し、「神戸松蔭タータン」も2021年に正式に登録されました。
きのうのショーでは2016年に誕生したミナト神戸をイメージした青が基調の「神戸タータン」を使った衣装も披露され、「神戸松蔭タータン」と「神戸タータン」が コラボレーションし、訪れた人たちを楽しませていました。
「ファッションの全部色がメッチャ鮮やかでキラキラしとってよかったです」
「ピンクの中に色んな緑やグレーや混ざってデザイン学科らしさが組み込まれているんだと感じます」
「かわいかった。皆さんが若かった」
モデルリーダー駒木瑠奈さん:「多分そこまで知名度がまだひろがってないので、これから私たちが活動でこういう学科活動やファッションショーで広めてさらに神戸を盛り上げたい」
「神戸松蔭タータン」を取り入れたファッションは19日に行われる学園祭でも披露されるということです。