南海トラフ巨大地震や日本海沿岸の地震を想定した津波避難訓練が、兵庫県内の浸水想定区域で一斉に行われました。
11月2日午前10時ごろ携帯電話やスマートフォンに鳴り響いた緊急速報メール。
兵庫県は、日本海と瀬戸内海沿岸、淡路島に対して大津波警報が発表された想定で、浸水想定区域にあたる県内18の市と町で津波一斉避難訓練を行いました。
洲本市の大浜海水浴場から300メートルほどのところにある洲本市立第二小学校では、児童や教職員、近隣の幼稚園の園児などおよそ200人が訓練に参加。
地震による揺れから身を守った後、グラウンドに移動し、校舎の3階に避難しました。
この訓練は「津波防災の日」「世界津波の日」の11月5日に合わせて、県内でも毎年この時期に実施されています。