姫路市では、日本全国の焼き物が集まる秋恒例の「全国陶器市」が、きょうから始まりました。
姫路城近くの大手前公園で、きょうから始まった「全国陶器市」は、およそ30カ所の産地からえりすぐりの焼き物が集まる、西日本最大級の陶器の展示即売会で、例年、秋の行楽シーズンに合わせて開かれています。
会場には、地元兵庫の丹波焼を始め、佐賀県の有田(ありた)焼や、石川県の九谷(くたに)焼など各地の陶器のブースが並び、普段より安く購入できるとあって、多くの陶芸ファンが訪れ、じっくりと品定めをしていました。
また、手回しろくろを使って、茶わんや器などを作る体験コーナーも人気を集めていました。
「全国陶器市」は、今月6日まで開かれ、期間中にはプロの職人によるろくろの実演も行われます。