■女子決勝
三田松聖 69-65 神戸龍谷
(三田松聖は3度目の代表)
全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)兵庫県予選の男女決勝が10月30日、神戸グリーンアリーナで行われ、サンテレビで生中継した。
女子決勝は、3年連続のウインターカップ出場を目指す三田松聖が序盤からリズムに乗り、馬場柚樹(3年)、小林雛子(3年)らのゴール下からのシュートや、キャプテン米倉歌音(3年)の3本のスリーポイントシュートなどで、3Q途中、神戸龍谷に25点差をつけた。
しかし神戸龍谷は4Q、チームキャプテン高橋未来(3年)、ゲームキャプテン福家(ふけ)咲緑(3年)らのシュートで猛追。
4点差まで迫ったがあと一歩及ばなかった。
三田松聖の米倉キャプテンは、「自分たちは(ウインターカップ出場)3回目だが、1勝してないので、1勝を目標に全国で戦えるチームになっていきたいです」とインタビューに答えた。
■男子決勝
報徳学園 81-62 村野工業
(報徳学園は5度目の代表)
2年ぶりのウインターカップ出場を目指す報徳学園は、186cmの西村陽太朗(3年)、189cmの井藤匠哉(2年)がゴール下から得点を量産した。
昨年に続く出場を目指す村野工は、エース井手上祐樹(3年)らがスリーポイントシュートを再三決め、報徳学園に食い下がった。
しかし報徳学園は4Q、チームキャプテン山崎慎之助(3年)の2本のスリーポイントシュートなどで村野工を突き放し、昨年の準決勝で村野工に逆転負けしたリベンジを果たした。
山崎キャプテンは、
「去年、(村野工に)ブザービーターで負けてしまって、1年間、細かい所から頑張ってきた。チーム一丸となって勝てた優勝だと思います。ウインターカップでは1戦1戦必ず勝っていきたい」とインタビューに答えた。
ウインターカップは12月23日から東京体育館などで行われる。
(浮田信明)