神戸市須磨区の国登録文化財 「旧和田岬灯台」を一般公開

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11月1日の「灯台の日」を前に30日、兵庫県神戸市須磨区の旧和田岬(わだみさき)灯台が特別に一般公開されました。

赤灯台として親しまれている神戸市須磨区の旧和田岬灯台は毎年11月1日の「灯台の日」に合わせて一般公開されています。

国の登録文化財の内部が見られる年に1度の機会を楽しもうと朝から多くの人が集まりました。

和田岬灯台は兵庫開港に備えて1871年に建設されました。

初代は木製で八角形でしたが、1884年に現在の鉄製に建て替えられた際、形も六角形に変更され、1963年に役目を終えた後、須磨区に移設されました。

三層構造の3階には当時のフレネル式レンズが残されています。

老朽化の影響で公開は1階のみに限定されましたが、訪れた人たちは、当時の急な螺旋階段を見て驚きの表情を浮かべていました。

神戸市は今後も、遺構に触れる機会をつくり、市民に歴史を感じてもらいたいとしています。

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