JR尼崎駅で26日、歩きスマホ撲滅ポスターのモデルを務めているタレントの大川藍さんが一日駅長に就任しました。
10月30日のマナーの日を前にJR尼崎駅初の一日駅長に就任したのはモデルの大川藍さんです。
尼崎市出身の大川さんは、駅構内に掲示されている歩きスマホ撲滅を訴えるポスターのモデルを務めています。
尼崎市は大阪大学と共同で、無意識に人の行動に影響を与える「仕掛学」を利用したポスターを駅構内に設置し、9月から歩きスマホ撲滅の実証実験を行っています。
第1弾では実在する人物をモデルにした立体的なポスターを作成しました。
10月19日から始まった第2弾では、市内にゆかりのあるタレントやスポーツ選手など著名人を起用して、市民の関心が高い選挙風のポスターで通行人の関心を引くなど、2種類のポスターでの成果の違いを検証します。
一日駅長に就任した大川さんは、駅の利用客にチラシを配り、ホームからの転落事故や危険な事故につながりかねない歩きスマホ撲滅を呼び掛けていました。
尼崎市は、ポスターによる実証実験の効果が確認できれば市内の他の駅での設置も検討したいとしています。