■西宮100-95長崎(延長)/10月22日
B2東地区4位の西宮ストークスは西地区首位の長崎ヴェルカとホームで連戦した。
22日の試合。4連勝中の長崎は1Qからリズムをつかみ、3Q開始直後に西宮に18点差をつけた。
しかし西宮は3Q、ディメッツ(スロベニア代表 211cm)とポーター(210㎝)の“ビッグマン”2人によるゴール下からのシュートなどで計34点を奪い、長崎を猛追した。
4Q、ベテラン谷が連続してスリーポイントシュートを決め、いったんは逆転。
その後、再逆転されたが、試合終了2秒前、83-85から谷がジャンプシュートを決め、延長戦に持ち込んだ。
延長戦(5分)は松崎やジョーンズらの得点で長崎を押し切った。
チームの危機を再三救った谷(兵庫県出身 甲南大 193cm)はチーム生え抜きで前キャプテン。
試合後、「(ストークスは)インサイドにいい選手がそろっているので、外にスペースが空けば迷わずシュートを打っていきたい」と語った。
■西宮94-78長崎/10月23日
前日と同じく長崎が先手を取り1Qをリードしたが、2Qに西宮が川島の速攻などで逆転した。
3Qは点の取り合いとなったが、西宮は4Qにポーターの連続得点などで長崎を突き放した。
西宮は、ポーター(18点)、ディメッツ(17点)に、中西(202㎝ 8点)を加えたビッグマン3人で計43点を奪った。
また3人を中心としたリバウンド獲得は「45」を数え、長崎の「26」を大きく上回った。
森山ヘッドコーチは、「昨日から修正していたディフェンスでブレイクに繋げられた事と、インサイドをスマートに押せたところがチームとして成長した部分だと思います」と語った。
西宮は今季初めて同一カードで連勝し、前節から3連勝。
5勝3敗でB2東地区3位に浮上した。
(浮田信明)