旧優生保護法問題 全面解決めざす全国集会

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障害者らへの不妊手術を強制した旧優生保護法を巡る訴訟などの早期解決を求めて、被害者や支援者らによる全国集会が開かれました。
旧優生保護法問題の解決を目指すこの集会は、東京都内の会場とオンラインで開かれ、神戸市に住む原告の一人、小林宝二さんはリモートで参加しました。
障害者や精神疾患がある人への強制的な不妊や中絶手術を認めた旧優生保護法のもとでは全国でおよそ2万5000件の手術が行われたとされています。
神戸地裁でも県内に住む5人が国に損害賠償を求める訴えを起こしましたが、一審の請求は棄却され、控訴審を前に2人が亡くなるなど、問題の解決が急がれています。
集会では原告らが国から受けた差別と苦痛への思いを語ったほか、小林さんのメッセージも代読されました。
兵庫県の原告らの控訴審は来月15日に大阪高裁で開かれる予定です。

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