10月22日から神戸で始まった国内最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい」に合わせて、NPO法人が阪神淡路大震災の慰霊碑などを巡るツアーを実施しました。
この取り組みは神戸のNPO法人、阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」HANDSが企画したもので、ぼうさいこくたいの会場のHAT神戸を出発地にバスに乗って神戸市内を巡りました。
参加者は東遊園地にある震災犠牲者の名前が刻まれた「慰霊と復興のモニュメント」や1.17希望の灯りを見学しました。
HANDSはこのほど、慰霊碑などを記した「震災モニュメントマップ」の改定版を21年ぶりに発行。
改定版の地図には震災に関連する慰霊碑や遺構などが340カ所記載されていて、ツアーの参加者にも配布されました。
岐阜県から参加した大学生は-
「灯があるのも慰霊碑あるのも知っていたのですけれど、それがどういう経緯でつくられたかとか、どういう努力があってというのは今回初めて知りました。”希望”という言葉がネガティブではなく、独自の取り組みを感じて、さすが神戸だなって改めて感じました」
参加した人たちは震災の教訓を学ぶと共に、今後の防災のあり方などを考えていました。