若者から次の世代へつなぐ 阪神淡路大震災の教訓

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ことし1月にSNSで公開された動画。15歳から24歳の若い世代でつくる「1.17希望の架け橋」が制作しました。

藤原祐弥さん、20歳。神戸市須磨区の建設会社で働きながら「1.17希望の架け橋」の代表として活動しています。

甚大な被害を受けた神戸市長田区で育ち、震災を学びたいと舞子高校環境防災科に通っていた藤原さん。3年生のとき、神戸ルミナリエを訪れた人たちに祖母から聞いた話をもとに初めて震災について語りました。

藤原さんは、震災を経験した人からしていない人に教訓をつなぎたいと、おととし10月に「1.17希望の架け橋」を立ち上げました。集まったのは同じ思いをもつ若者たちです。

来年1月には震災から丸28年を迎えます。「風化」が懸念されるいま、若い自分たちだからこそすべきことがあると信じています。

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