酒米の最高峰・山田錦の産地として全国的に知られる加東市で、西宮市の小学生たちが稲刈りを体験しました。
黄金色に実り、頭を垂れる稲穂。加東市岡本で21日に行われた山田錦の稲刈り体験は、酒蔵のある地域の小学生たちに清酒の製造工程や歴史を学んでもらおうと加東市や生産者らが企画したもので、ことしで19回目です。
体験会には西宮市にある仁川学院小学校の5年生46人が参加し、生産者の指導を受けながら、鎌を使った稲刈りに挑戦。自分たちが6月に植えた山田錦を、慣れない手つきながらも懸命に刈り取っていきました。
子どもたちはこの後、サツマイモの収穫も行い、農作物への理解を深めるとともに生産者らと交流を深めていました。