知人やその家族を殺害し、金品を奪おうとした疑いで、兵庫県多可町に住む29歳の男が逮捕・送検されていたことが分かりました。
強盗殺人未遂などの疑いで逮捕・送検されていたのは、兵庫県多可町に住む古紙回収作業員の男(29)です。
警察によりますと男は2022年3月、別の男(30)と共謀し、知人(30)とその両親3人を殺害して金品を奪おうと計画。 別の男が知人の家に侵入し、寝ていた知人の母(57)を刃物で殴って頭の骨を折るなど全治2カ月の大けがをさせた疑いが持たれています。
これまでに逮捕されていた別の男の捜査の中で、指示役とみられる男の関連が浮上しました。
男と別の男、知人の3人は高校時代の同級生で、男は知人とその家族から数百万円、別の男は数十万円を借りていたということです。
警察の調べに対し男は「被害者を殺してこいとかお金を取ってこいとか言った覚えはない。共謀と言われたら違う」など、容疑を否認しているということです。