神戸空港で19日、航空機の事故を想定した消火、救難訓練が行われました。
訓練は、航空機が飛行中にトラブルを起こして緊急着陸し、その後、第1エンジンから出火、乗員・乗客に多くの負傷者が出たという想定で行われ、航空会社をはじめ消防や警察、学生ボランティアなどおよそ200人が参加しました。
19日は、消防車の放水に続き、煙が充満した機内に取り残された乗客の救助活動や負傷者の重症度によって治療の順番を決めるトリアージなどが行われ、参加者は本番さながらの雰囲気で訓練に取り組んでいました。
神戸空港は2030年に国際定期便の就航を控えていて、運営する関西エアポートは、空港を安心して利用できるよう関係機関と連携し、様々な訓練を続けていくとしています。