今日のまちトピは、金物の町、三木市の話題です。
金物をモチーフにしたある商品が誕生し、今、注目を集めているそうです。一体どんなものなのでしょうか?早速ご覧ください。
三木市にちなんだ、ユニークな商品をつくっているのは白いコンテナハウスが目印の『マック・スイート・ファクトリー』です。
ワッフルやマカロンが自慢のお菓子屋さんで誕生したのが、こちらの商品。工具…?
スタッフ・藤原さん:「実は、この金物食べれちゃうんです」
本物の工具そっくりな「工具チョコ」。見た目のインパクトもあって今話題を集めています。
どうして、このようなチョコを作り始めたのでしょうか?
酒井さん:「三木は金物の町なので、こういったものをチョコレートにして金物の町っていうのアピールしたいなと思っています」
国の伝統的工芸品に指定されている、三木市の金物。
『マック・スイート・ファクトリー』の手にかかればご覧の通り、本物さながらのチョコに!
本物の工具から型をつくり、1つ1つ手作業でチョコを流し込んでつくっています。工具のリアリティーを追求するあまり、開発に苦労したものも…。
酒井さん:のこぎりやコテは薄くてすぐ割れてしまったりとか、そのあたりでなかなかうまく型が取れなかったりしました」
細かい部分までリアリティーを出すために完成に半年かかった商品もあるそうです。
あらゆる種類の工具の型を作り続けた結果…いまでは、約50種類もの工具がチョコとなりました。
中には、驚きの楽しみ方ができる組み合わせも・・・
なんと、ネジをスパナで締めたり、緩めたりすることができるんです。
工具の機能まで再現した工具チョコ、特に子どもからの人気が高いようです。
お客さん:「チョコレートが濃厚で。ネジとかも本当に回るネジになっていて、家族みんなでビックリしました。美味しかったです」
酒井さん:「三木のお土産というので、面白いお店にしたいなと思っています」
三木らしい、けれど、全く新しいお土産として工具チョコを一度味わってみてはいかがでしょうか?