海外からの感染症の侵入を防ぐための業務を行う神戸検疫所で19日、一般の人向けの施設見学会が開かれました。
兵庫県神戸市兵庫区にある神戸検疫所では、感染症が国内に侵入するのを防ぐための検査や、輸入した食品にウイルスが付着していないか調べる業務など、検疫所の役割を広く知ってもらおうと、施設を一般に公開しています。
新型コロナの影響で3年ぶりの公開となった19日は、人数を例年の半分ほどに減らして開催されました。
参加者が付けているのは、検査で職員が実際に使用するマスクです。
【藤浦記者】
こちらのマスク、息苦しさはありますが、密着度が高い分さまざまなウイルスに備えます。
参加した人たちは、国内で感染症が発見された時の検疫所の対応について職員から説明を受けた他、輸入したコーヒー豆を使って実際に安全を確認する検査なども体験しました。
参加した人たちは見学を通して検疫所での業務について理解を深めていました。