■アグレッシブに戦う
東京五輪「銀」で注目される女子バスケットボールの国内トップリーグ「Wリーグ」が10月19日に開幕する。
13日に開幕記者会見が都内で行われ、ENEOSやトヨタ自動車など全14チームのキャプテンらが抱負を語った。
初参戦する「姫路イーグレッツ」の白崎みなみキャプテンは、
「雰囲気にのまれずに、新規参入という強みを生かして、アグレッシブに全員で戦い抜きます」と誓った。
Wリーグは各チーム26試合を戦い、上位8チームがプレーオフに進む。
姫路イーグレッツは22日にアウェイで新潟アルビレックスとWリーグ初戦に臨む。
■閉校体育館で練習
「イーグレッツ」とはシラサギの意。親会社を持たず、スポンサー企業などが支えている。
これまでWリーグは愛知県以東のチームで占められており、姫路イーグレッツが西日本唯一のチームとなる。
選手は15人で、得点源の白崎、オールラウンドプレイヤーの矢野凪紗(なぎさ)のほか、アフリカ・マリ出身のラリヤ(195㎝)も在籍。兵庫県市川町の旧鶴居中学校(22年3月閉校)の体育館で練習を行っている。
姫路イーグレッツの初ホームゲームはアイシン(愛知県)を迎えて、12月10、11の両日、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市立中央体育館)で行われる。
強豪ぞろいのWリーグで、どんな戦いを見せてくれるか。
(浮田信明)