現職と新人の一騎打ちとなった兵庫県川西市長選挙は16日に投開票され、市政改革の継続を訴えた現職の越田謙治郎さん(45)が再選を果たしました。
任期満了に伴う川西市長選挙では無所属で現職の越田謙治郎さん(45)が4万584票を獲得し、およそ1万8000票差で無所属・新人で元川西市議の山下隆志さん(40)を破り、再選を果たしました。
越田さんは川西市議や兵庫県議を務めたあと2018年の市長選で初当選。
今回の選挙戦では、財政の健全化をはじめ中学校給食の実現や市立病院の再編など1期目の実績を訴え、支持を広げました。
山下さんは、市北部の医療機能の充実や、市長報酬と退職金のカットなどを公約に掲げましたが及びませんでした。
投票率は49・28%で新人同士が争った前回を2・42ポイント下回りました。