阪神淡路大震災の記憶を、絵本の制作を通して子どもたちへ語り継いでいくプロジェクトが、14日、神戸市内で始まりました。
このプロジェクトは、子どもたちが阪神淡路大震災の被災者の体験談を聞き、それを元に絵本を作ることで、震災の記憶を後世に残そうと、神戸市の造形絵画教室と神戸学院大学の舩木教授のゼミが企画しました。
14日は、特別講師として、震災の日に生まれた中村翼さんが参加。 自身の誕生日に対する葛藤や、語り部になった経緯などを子どもたちに伝えました。
プロジェクトは今後、神戸学院大学の協力の元、文章が作られ、2023年3月ごろの完成を目指すということです。