阪神淡路大震災の被害を伝える遺構が残されている淡路市の北淡震災記念公園で、教訓を継承することの大切さを伝えようと演奏会が行われました。
淡路市の北淡震災記念公園には、阪神淡路大震災によって甚大な被害を受けた神戸市長田区で焼け残った防火壁「神戸の壁」が保存されています。
14日は、壁の保存継承に取り組んできた市民団体「リメンバー神戸プロジェクト」のメンバーがこれまでの取り組みを紹介。また、東日本大震災の遺構についても紹介しようと、宮城県南三陸町にあった冠婚葬祭式場で利用客らが屋上に避難し命が救われた建物「高野会館」の教訓をもとに作られた曲が披露されました。
集まった人たちは、災害の記憶を伝える震災遺構を保存することの大切さを再確認していました。