【女子野球】タイガースWomen“2冠”ならず、神戸弘陵高に惜敗

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■全日本女子硬式野球選手権<準決勝>

高校・大学・クラブの女子チームが日本一を争う全日本女子硬式野球選手権の準決勝が10月11日、松山市の坊っちゃんスタジアムで行われ、
阪神球団が運営するクラブチーム「阪神タイガースWomen」(以下TW)は、
4回のタイブレークの末、神戸弘陵高女子野球部に敗れた。

TWは8月のクラブ選手権(千葉県)で全国優勝したが、全国2冠はならなかった。

■両者譲らぬ“死闘”

TW・石村、神戸弘陵・日高の両先発投手が力投し、試合は
0-0のまま規定の7回を終え、タイブレーク(無死1、2塁から攻撃開始)による延長戦に入った。

延長8回は両者ともチャンスをつぶし無得点。

延長9回表、神戸弘陵がスクイズなどで2点を先制すると、その裏、TWも3番キャプテン三浦のタイムリーなどで2点を返した。

さらにTWは10回裏、一死満塁とサヨナラのチャンスをつかんだが、7番高塚、8番蜜浦が日高に連続三振に打ち取られた。

延長11回表、神戸弘陵はスクイズで1点を勝ち越し、その裏、TWは一死1、2塁から1番前田(桜)がダブルプレーに打ち取られ、ゲームセットとなった。

延長8回から11回まで実に4回のタイブレークが続いたが、TWは11回を投げ切った日高の前にあと1本が出なかった。
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決勝はエイジェック(栃木県)が神戸弘陵を延長8回の末、6-5で破って大会2連覇を果たした。
(浮田信明)

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