兵庫県明石市の泉市長が議員に暴言を吐いた責任を取って今期限りで退任する意向を表明したことを受け、明石市民からは様々な声が聞かれました。
10月12日、明石市議会で提出された泉市長に対する問責決議案は可決され、泉市長は市議2人に「おまえら議員選挙で全部落としたるから」などと発言したことを認めて謝罪しました。
その上で、泉市長は2023年4月末の任期満了で退任し、政治家を引退することを表明。
「今後はプレーヤーではなく応援団に回る」などと話しました。
泉市長の退任表明について市民はー
「すごく医療費の無償化で助かっているので、今後そういったところでどうなるのかなという不安はある」
「いろいろな市のサービスが充実しているのを目の当たりにしたので、すごく今回のニュースは聞いて残念と思った。もっと頑張ってほしいなと」
「大人げないと思います。2回目です、その他にもいろいろあるんです。だから当たり前だと思います、引退されて」
一方、兵庫県の斎藤知事は「発言やSNSでの発信について戸惑う部分もあったが、今後も県と市で協調しながら議論を進める」などと話しました。
斎藤知事:「大変すばらしい子育て施策の業績への評価の声がある一方で、いろんな場面で強い口調で暴言と言われるようなことをされた。泉市長自身も繰り返される中でそういった責任の取り方を判断されたのではないか」
泉市長の任期は2023年4月30日となっています。