明石市長 来年4月の任期末での退任を表明

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明石市議会の4会派が泉房穂市長に対し「相反する考えを排除する姿勢が危険で不適切」などとして、きょうの本会議で問責決議案を提出し、賛成多数で可決されました。
また、この問題についての不適切な発言を巡り、今期限りで政治家を辞めると表明しました。

問責決議案は、去年行われた全市民への金券配布事業で市議会が経費削減を求めて議案を「継続審査」としたところ、例外的に市長が議会に代わって意思決定する「専決処分」で実行したことなどを巡り、相反する考えを排除する姿勢が危険で不適切として責任を問うものです。

この問責決議案を巡り、泉市長は今月8日に飯田伸子市議に対し顔を近づけて「おまえ、賛成したら許さんからな」と3度繰り返し、その後、榎本和夫議長にも「問責なんか出しやがって、ふざけとるんか。おまえら議員、選挙で全部落としたるから。」と不適切な発言をしたとして問題となっています。

問責決議案はきょうの本会議で賛成多数で可決されました。
また、不適切な発言を巡っては、事実確認とその意図について説明を求められ、発言を認め謝罪した上で、今期限りで政治家を引退すると述べました。

泉市長の任期は来年4月までとなっています。

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