老朽化などが課題となっている県立明石公園の運動施設について、兵庫県は2023年度に改修工事を始めると発表しました。
兵庫県の斎藤知事は5日の定例会見で、県立明石公園の陸上競技場と明石トーカロ球場について、2023年度から補修や改修を行うと発表しました。
明石公園の運動施設を巡っては、2022年7月、兵庫陸上競技協会と県の高校野球連盟が施設を継続して使用できるよう県に要望書を提出していました。
検討会での議論を経て、県は、2023年10月から半年間をかけて、陸上競技場のレーン幅を公認基準を満たす 122センチに改修する他、写真判定機などを更新すると発表。
また、スタンド上部の強度不足で観客席の4割が使用できない状態となっているトーカロ球場については、2022年度中に補強工事の詳細設計に入り、2023年度に着工するということです。