【Bリーグ】B2西宮ストークスが白星発進、新戦力が躍動

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • (右)西宮ストークス 7綱井勇介(C)B.LEAGUE

  • (左)12川島聖那(C)B.LEAGUE

  • (右)15トレイ・ポーター(C)B.LEAGUE

  • 森山知広ヘッドコーチ(C)B.LEAGUE

■西宮72-62越谷/10月1日

B2西宮ストークスは10月1日、アウェイで越谷アルファーズ(埼玉県)と今季開幕戦を戦った。

新加入の綱井勇介(前B1川崎)が1Qに3ポイントシュートを2本決めてチームに勢いをつけ、同じく新加入の川島聖那(前B2FE名古屋)も鋭い動きで相手ボールをスティールするなど活躍した。

また新外国籍選手のトレイ・ポーター(アメリカ 210㎝)が6本ものブロックを決め、相手の攻撃をシャットアウトした。

西宮は相手ミスからボールを得ての得点が「25」を数え、3Q以降は越谷を圧倒した。

■西宮55-72越谷/10月2日

前日とは逆に、西宮は前半リードしたが、3Qと4Qはわずか9点ずつしか奪えず、越谷に大敗した。

個人スコアもエースのデクアン・ジョーンズ(アメリカ 元NBA)の12得点がトップだった。

今季から指揮を執る森山知広ヘッドコーチ(前B2福島)は、チームの公式ツイッターで、
「非常にいい前半と真逆の後半と、良い所と悪い所がはっきりしたゲームでした。ずっとファウルを意識しすぎてプレーが中途半端になってしまった所がたくさんあるので、この負けからしっかり学んでより良くなれるようにしていきたいと思います」とコメントした。

スロベニア代表として東京五輪に出場した新外国籍選手のジガ・ディメッツ(210㎝)は来日が遅れ、両日ともベンチ入りしなかった。

■今季は「東地区」に

B2は東西7チームずつ計14チームが、来年4月まで60試合を戦い、上位8チームがプレーオフに進出。プレーオフでファイナルに残った2チームが来季B1に昇格する。
また14チームのうち下位2チームはB3に降格する。

今季西宮は、青森・山形・福島・越谷・A千葉・東京Zとともに「東地区」に所属する。
一方「西地区」には、奈良・香川・愛媛・福岡・佐賀・長崎・熊本が所属する。

西宮は10月8、9の両日、西宮市立中央体育館に熊本ヴォルターズを迎えてホーム開幕戦を戦う。

来季から本拠地を神戸市に移すため、「西宮ストークス」としては最後の年。
悲願のB1復帰を成し遂げたい!

<西宮ストークス>
兵庫県唯一のBリーグチーム。Bリーグ初年の2016年にB2優勝し、翌年、B1に昇格したが1季でB2降格。一昨年・昨年とプレーオフに進出したがB1復帰を逃した。来季は神戸市の「ワールド記念ホール」を本拠地とし、2024年には神戸港に完成する新アリーナに移る予定。前身の「兵庫ストークス」時代から在籍する谷直樹、道原(どうはら)紀晃ら兵庫県出身の選手が多い。
(浮田信明)

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。