パラスポーツ界のレジェンド・永尾嘉章さんを招き、兵庫県神戸市で、子どもたちに向けた競技用車いすの体験会が開かれました。
2日、神戸市北区で開かれた福祉のイベントには、2004年アテネパラリンピックの車いすリレーで銅メダルを獲得した永尾嘉章さんがゲストに招かれました。
永尾さんは、パラリンピックで日本人最多となる7大会出場の記録を持ち、2024年、神戸で開かれる世界パラ陸上のアンバサダーも務めています。
イベントでは、レーサーと呼ばれる競技用の車いすが設置され、永尾さんが訪れた子どもたちに操縦方法を指導しました。
このほかイベントには福祉用具などの展示や、健康相談など18のブースが設置され、訪れた人たちは福祉に対する理解を深めていました。