貴重な坑道見学も 養父市で3年ぶりに「一円電車まつり」

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兵庫県養父市の明延鉱山で、3年ぶりに「一円電車まつり」が開かれ、多くの家族連れで賑わいました。

「日本一のスズ鉱山」として栄え、2017年に日本遺産に認定された明延鉱山では、かつて労働者たちを1円の運賃で運んだ「一円電車」が走っていました。

これを地域再生の目玉にしようと、2007年から「一円電車まつり」が始まり、ことしは、新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。

イベントでは、およそ150メートルの周回軌道を走る一円電車「くろがね号」の試乗会をはじめ、銅や亜鉛などの鉱石を探す「鉱石発掘体験」も行われ、会場には賑やかな声が響いていました。

また、普段は非公開の探検坑道の見学会も行われ、参加者は滅多に見ることのできない鉱山の世界に見入っていました。

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