阪神・淡路大震災を経験していない子どもたちに命の大切さについて考えてもらおうと、手のひらで桜の木を描くプロジェクトが29日、加古川市の小学校で行われました。
「命の一本桜」プロジェクトは、阪神・淡路大震災を経験していない子どもたちに震災の悲惨さや生きていることの大切さを感じてもらおうと、神戸市の絵画教室「アトリエ太陽の子」が各地で実施しています。
29日は、加古川市立平荘小学校の全校児童およそ130人が参加し、縦3・2メートル、横8メートルの巨大な紙3枚にクレパスで木の幹や草原を描きました。
このあと、子どもたちは絵具で染めた手のひらで次々にピンクの花を咲かせ満開の「命の一本桜」を完成させていました。
子どもたちが作った桜の絵は、小学校の創立記念行事などで飾られる予定だということです。