JR尼崎駅“選挙風”ポスターで歩きスマホ撲滅 「目があると見る…」人間の心理を利用

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危険な事故につながる恐れがある歩きスマホの撲滅に向け、尼崎市は大阪大学と共同でポスターを利用した新たな取り組みを始めました。

JR尼崎駅構内に設置された選挙の候補者を思わせるこちらのポスター。モデルになっているのは尼崎市の職員です。

このポスターは、無意識に人の行動に影響を与える「仕掛学」を研究する大阪大学の松村真宏教授指導の下、目があるとつい見てしまう人間の心理を利用することで歩きスマホを抑止しようと作成されました。

ポスターの掲示は2回に分けて行われ、28日から2週間はこの仕掛学を活用したポスターを設置。10月19日からは、仕掛けが施されていないポスターを掲示し、効果の比較検証を行うということです。

尼崎市は、ポスターによる抑止効果が確認できれば市内の他の駅での設置も検討したいとしています。

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