ことし7月、JR灘駅で会社員の男性が快速電車に飛び込んで死亡し、はずみでホームにいた乗客にけがを負わせた事故で、兵庫県警は容疑者死亡のまま男性を書類送検しました。
傷害や往来危険などの疑いで容疑者死亡のまま書類送検されたのは、23歳の会社員の男性です。
警察によりますと、男性はことし7月、神戸市灘区のJR灘駅でホームから線路に飛び込み、走行中の快速電車にはねられて死亡し、はずみでホームにいた乗客5人にぶつかり、重軽傷を負わせた疑いがもたれています。
男性がホームから線路に飛び込む様子が駅構内の防犯カメラに写っていたほか、先頭車両の窓にひびが入るなど男性と衝突した形跡があったということです。
この事故をめぐっては国道交通省の運輸安全委員会が事故の原因を調査しています。