台風14号 兵庫県内を暴風域に巻き込みながら東へ

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大型の台風14号は、兵庫県全域を暴風域に巻き込みながら北東に進んでいます。 台風の影響で、兵庫県内でも、被害が出ています。

暴風域に入った姫路市では、看板が折れ曲がり、ロープで縛るなど対応に追われていました。

また、歩いていた88歳の女性が風にあおられ転倒するなど、2人がけがをしました。

県内では、高潮警報が発表されていて、特に播磨灘沿岸部では過去、最も高い潮位に近づく恐れがあります。 神戸地方気象台によりますと、姫路は午後7時13分が満潮時刻となっていて、このほか、神戸や洲本でも、台風の接近が満潮と重なるため特に警戒が必要です。

交通機関にも影響が出ています。

JR西日本は神戸線で、午後6時ごろまでに、全ての列車の運転を取りやめると発表していて、神戸駅では、予定を早く切り上げ、帰宅する人の姿が見られました。

JR西日本は、20日の運転について、京阪神エリアで始発から運転を取りやめ、異常がないことが確認されてから運転を再開するとしています。

神戸淡路鳴門自動車道では、東浦インターチェンジから垂水ジャンクションの間の上り線と、布施畑ジャンクションから東浦インターチェンジ間の下り線などで、通行止めとなっています。

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