高校生に、さまざまな社会課題に取り組む力を身に付けてもらおうとアメリカのスタンフォード大学が提供する教育プログラムが兵庫県神戸市で開講しました。

神戸市では、世界で活躍する人材を育てようと、アメリカのスタンフォード大学が日本の高校生向けに提供しているオンラインの教育プログラムに2021年から参加しています。

今回は、市内の高校生ら21人が参加することになり、開講式が開かれました。 式では、生徒らがスタンフォード大学の博士らに英語で自己紹介や意気込みを語っていました。

参加する生徒は「戦争のことや食糧問題を俯瞰的に見られるプログラムと聞いて参加しようと思った」「みんなすごく英語のレベルが高くてついていけるか心配でもあるがさらに自分の英語力や協調性を高めていきたい」などと話していました。

プログラムは全部で8回で、生徒らは、「多文化共生」や「平等社会」などをテーマにさまざまな分野の教授や専門家らの講義を受けます。