姫路市のマンションの一室で31歳の姉の遺体を放置したとして、同じ部屋に住む30歳の妹と28歳の弟が逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、姫路市広畑区に住むいずれも無職の妹(30)と弟(28)です。
警察によりますと、2人は共謀して、9月初めごろから15日までに姫路市広畑区の自宅マンションの一室で、同居する姉の恵里佳さん(31)の遺体を放置した疑いが持たれています。
恵里佳さんと連絡が取れないことを不審に思った市の職員からの通報で事件が発覚し、恵里佳さんの遺体は服を着て布団をかぶった状態で見つかり、目立った外傷はないということです。
警察の調べに対し2人は、「姉は2週間ぐらい前から呼びかけても反応がない。 冷たくなって死んでいたのは分かっていたが放置した」といずれも容疑を認めているということです。
警察は2人が遺体を放置した経緯などについて詳しく調べています。