「もう超人ではないのかな…と思った」阪神タイガースの糸井選手が今シーズン限りでの現役引退を表明

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プロ野球・阪神タイガースの糸井嘉男選手が、プロ19年目の今シーズン限りで現役を引退することを表明しました。

糸井嘉男選手「やり切りました。はい。41歳まで野球ができて本当に幸せでした。この年までやらしていただいた阪神タイガースには、本当に感謝しています」

京都府出身の糸井選手は2004年に近畿大学から投手として日本ハムに入団し、野手に転向して才能が開花。
その後、オリックス、阪神とチームを移籍しましたが、2009年から6年連続で打率3割、20盗塁をクリア。オリックス時代には首位打者や盗塁王を獲得するなど走攻守そろった中心選手として活躍しました。しかし、近年は、けがもあって不振が続いていました。

糸井嘉男選手「皆さんが『超人、超人』と呼んでくれましたけど、もう超人ではないのかなと感じましたし、この2~3年はやっぱり、自分の中で引退ということが常に頭にありました。成績もそうですし、打席での感覚であったり、周りから見てるよりは自分で感じることの方が誤差があったと感じました。甲子園で初めて、あの大歓声の中でプレーさせてもらった時の、あの興奮というのは本当に忘れません」

阪神球団は、9月21日の甲子園最終戦で糸井選手の引退セレモニーを予定しています。

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