◾️阪神 3-6 広島/9月13日
阪神先発の青柳は5失点。
3位阪神と4位広島のゲーム差は「1」に縮まった。
◾️バックホームすべき
9月13日のサンテレビ ボックス席は、真弓明信、岡義朗両氏が解説を務めた。
0-0の4回、青柳は2塁打と四球で一死1、3塁とされ、バッターは小園。
村上昂輝アナ:ここは内野は前進(守備)にはなってないですね。
岡氏:やや浅めのゲッツー(ねらいの隊系)ですね。小園の足からすれば、これくらいでないとゲッツー取れないでしょうからね。
小園はセカンドゴロ。
セカンド木浪がショート中野に送球し1塁ランナーを封殺。
さらに中野はファーストに送球しダブルプレーをねらったが、球がそれ(中野のエラー)、この間に3塁ランナーが生還。
広島が1点を先制した。
真弓氏は、中野の悪送球よりも、内野の守備位置に疑問を呈した。
真弓氏:セカンドの守備位置が、もうちょっと前でないといけないでしょうね。
やっぱりホーム(へ投げるの)が先じゃないかと思うんだけど、この場面では。
3塁ランナーをアウトにしておけば、打順は下がっていくので、点は抑えられたのでは?
結局この回、広島は2点を奪い、最後まで試合の主導権を握った。
試合後、ゲームのポイントを問われて、
真弓氏:バックホーム体勢で3塁ランナーを殺していれば、(その後、試合は)どうなったかわかりませんけども、そのくらいのつもりで、この戦いをしないと…。
たぶん1点差勝負になるような、両投手の出来でしたから、
あそこは簡単に1点やるような場面ではなかったと思います。
◾️足は速く、肩は強い
この日、糸井嘉男(宮津高-近大-日本ハム-オリックス-阪神 19年目 41歳)が現役引退を表明した。
真弓氏:ピッチャーから野手に転向したが、足は速い、肩は強い……。転向してすぐにバッティングが上手くなった。いいものを持ってたんでしょうね。
岡氏:成長が速かったし、身体能力が高かったですね。
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次回のサンテレビ ボックス席は、9月18日に阪神×ヤクルト戦を甲子園球場から生中継する。
(浮田信明)